Madagascar


アンタナナリボ
アンツィラナーナ
モロンダバ
(2000.2.27更新)
地 図
マダガスカルの鳥
(2000.2.27更新)
 Information
(2001.12.04更新)


旅行記

 1999年11月19日〜26日、S社主催のマダガスカル・バードウォッチング・ツアーに参加

11月19日(金)  日本〜シンガポール

 朝7時、川崎市の自宅を自家用車で出発。東名川崎、首都高湾岸線、東関道を通過して予約しておいた駐車場に到着。東名用賀料金所の渋滞以外は順調。

 駐車場のバンで出発ターミナルまで送ってもらう。ツアーリーダのH氏と再会し、荷物を預けて集合時間の10時まで喫茶店でゆっくりする。

 12時、シンガポール航空SQ997便で成田発。約7時間かけて乗り継ぎ空港シンガポール、チャンギ空港に18:10着(日本との時差1時間)。出発までの約7時間、空港内で買い物したり、食事をしながら過ごす。空港内は広いが、それにしても時間を持て余す。空港内のホテルでシャワーを浴びる人も。
 

11月20日(土)  シンガポール〜アンタナナリボ〜アンツィラナーナ泊

Antananarive
 深夜2時、マダガスカル航空MD011便でチャンギ空港発。朝5時過ぎ、約8時間の飛行でマダガスカルの首都アンタナナリボに到着。アンタナナリボは略してタナと呼ばれること多い。日本との時差は6時間なので、成田を発って23時間かかったことになる。マダガスカルは遠い。曇りで、早朝のためか思ったより涼しい。

 入国後、現地の鳥ガイドR氏と合流。出発まで時間があるため、専用バスでモザンビーク海峡に面した町マジュンガへ通ずる幹線道路を途中まで往復し、鳥を探す。途中の町はマーケットの日なのか、大変な賑わいである。その先は、集落と田畑が点在し、のどかな農村が丘陵地に広がるが、丘は赤土の裸地で、森林はほとんど無い。

 空港に戻り、マダガスカル航空MD2342便でほぼ定刻の11:15にアンタナナリボ発、北端の町アンツィラナーナ(ディエゴスアレス)に12:30到着。飛行機は自由席で、明日行くアンバー山の上空を通過。結構ゆれる。
 この町は、湾の奥にあり、天然の良港になっており、日本の漁船もよく立ち寄るとのことである。また、第二次世界大戦で日本とイギリスの交戦があり、その石碑もあるとのこと。日本軍はこんな所まで来ていたようです(山口 洋一著、「マダガスカル」に詳しい)。

Antsiranana
 アンツィラナーナは、快晴で暑い。車で10分ほどで市街へ、レストランで昼食後ホテルにチェックイン。とりあえず、シャワーでも浴びようかとバスタブの蛇口をひねるが、お湯が出ない。シャワーをあきらめる。部屋の白い壁にヤモリを見つける。

 16時に2台の4WDに分乗してホテルを出発し、ディエゴスアレス湾沿いの道で探鳥。インド洋からの風が強い。暗くなってマダガスカルヨタカを見た後、ホテルに戻る。 途中、ガイドが道路脇の木にカメレオンを発見。野生のカメレオンを始めて見る。
 夕食後、さすがに疲れてまもなく就寝。長い1日でした。
 

11月21日(日)  アンバーマウンテン国立公園往復、アンツィラナーナ泊

 早朝4時半にホテルを出て2台の4WDに分乗してアンバーマウンテン国立公園に向かう。しかし、飛行場の横を通り過ぎたところの検問所で停車を命ぜられる。全員のパスポートのチェックを始めるが、ホテルに置いてきたきた人がいて、通してくれない。
 結局ホテルに逆戻り、気を取り直して5時15分再出発。2度目は何のおとがめもなく検問所を通過、6時半頃国立公園に到着する。マダガスカルでは、パスポートを常に携帯することをお勧めします。

 アンバーマウンテン国立公園は、アンバー山(約1400m)を中心とした熱帯雨林の自然公園。マダガスカル最北部は乾燥地帯だが、ここはインド洋からの湿った風が山に当たり、湿度が高い。そのため、植物の宝庫として有名なところ。

 途中から徒歩で探鳥開始。うっそうとした森林の中を鳥を探しながら進む。珍しい野鳥が次々と現れる。途中から小雨のため、雨ガッパを着る。

 16時半まで終日アンバー山で過ごし、ホテルに戻る。
 

 11月22日(月)  アンツィラナーナ〜アンタナナリボ泊

 午前中は、ラメナ湾沿いの道から半島を越えてインド洋に面するサカラバ湾まで往復。午後、マダガスカル航空MD2315便で定刻から1時間半遅れの14:20にアンツィラナーナを飛び立ち、東海岸のサンバーバを経由して首都アンタナナリボ16:20着。みやげ物店に寄った後、ホテルにチェックイン。やっと暖かいお風呂に入ることができた。

11月23日(火)  アンタナナリボ〜モロンダバ泊

 朝6時過ぎ、ホテルを出発し、郊外のアラロビア湖、市内のチンバザザ動植物園を訪れる。

 マダガスカル航空MD1492便で定刻から約3時間遅れの15:20にアンタナナリボ発、西海岸のモロンダバに16:45着。どうも、マダガスカルでは飛行機が遅れるのは何時ものことの様である。結局、定刻に出発できた便は、初日のアンツィラナーナ行きのみでした。
Morondava
 モロンダバ到着前に飛行機の窓から点在するバオバブの木が見て取れる。到着後、すぐに有名なバオバブ並木に直行する。水田や湿地の中に続く赤土の未舗装道路を1時間近くかかる。途中、大きなバオバブが現れる度に車内に歓声があがる。バオバブ並木で鳥を探しながら日が暮れるまで過ごす。バオバブの木をシルエットにした夕焼けが美しい。マダガスカルに行く目的のひとつが、この夕焼けを見るためだったので、期待通りの夕焼けに大満足。

 暗くなってからビーチサイドのホテルにチェックイン。コッテージになっていて快適。外気は熱く湿気が多いため、クーラを使う。疲れていたので、すぐ就寝。
 

11月24日(水)  キリンディ森林保護区往復、モロンダバ泊


 早朝4時過ぎホテルを出発。昨日のバオバブ並木を通過して鳥を探しながら北方にあるキリンディ森林保護区に向かう。約4時間掛けて8時過ぎ、キリンディ着。

  保護区のガイドに案内されて森林の中を探索。昼食後、更に北方にある干上がった湖に向かう。14時半に出発。約3時間、未舗装の道路を走り続けて17時半にようやくホテルに到着。

 夕日を見に、モザンビーク海峡に面したビーチに出る。この海の向こう400Km先はアフリカ大陸である。水平線に沈む夕日を見ることができた。

 夕食前にシャワーを浴びようと、部屋のシャワー室に行くが、お湯はもちろんのこと、水も出ない。シャワー室に水の入ったバケツが二つと手桶が一つ。初日に存在には気が付いていたが、うーむ、このためにあったのか?手桶で冷たい水を頭から浴びる。

 マダガスカル最後の夜。
 

11月25日(木)  モロンダバ〜アンタナナリボ〜機中泊

 午前中、ホテル周辺のビーチから潟湖を散策。マダガスカル航空の定期便が遅れるとのことで、国際線乗り継ぎのため航空会社がチャーター便を手配。2班に分かれてアンタナナリボに向かう。われわれは後の便で、革張り座席の豪華なリアジェットで、1時間でアンタナリボへ到着。

 マダガスカル航空MD010便で定刻1時間半遅れの18:10にアンタナナリボ発。さようなら、マダガスカル。機中泊。
 

11月26日(金)  〜シンガポール〜日本

 シンガポール、チャンギ空港へ約1時間半遅れの7:20着。定刻9:40シンガポール空港SQ012便に乗り継いで成田定刻17:05到着。預けた荷物を受け取り解散。駐車場でマイカーを受け取り帰宅。

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