2008年11月1日(土) 第32回川遊びー秋の多摩川をたのしむ会

天気・晴
気温・18度位
参加者・58名
川の癒し効果測定学生・約15名
スタッフ・ボランティア集合時間・9:30 ミイーティング9:50
参加者受付開始・10:30
参加費(傷害保険料および昼食費)大人500円・子供200円
後援::世田谷区
協力:国土交通省京浜河川事務所
活動リーダー:クラフトづくり 酒井昭子さん


調理用具等搬入・会場設営

参加者の皆さん

9:30 スタッフ、ボランティア集合して、調理器具等の搬入作業、設営します。
10:30受付開始、参加者が大勢集まってきました。
本日は身障者・健常者合わせて約20名の方々に事前に了解を得て、北川善廣・国士舘大学理学部教授
率いる同大学並びに芝浦工業大学学生による唾液の分泌状況テスト並びにアンケートによる川(自然)
の癒し効果を調査します。活動開始前、活動中、活動終了時の3回行います。
どんな結果が出るかな?・・・・後日当HPでお知らせします。


参加者の皆さん

参加者の皆さん

長谷川会長開会の挨拶

会長挨拶を聞く参加者

11:20 いよいよイベント開始です。まず長谷川会長開会の挨拶です。


国士舘大学の学生

芝浦工大の学生

本日の「川の癒し効果」を調査される国士舘大学・芝浦工業大学の学生代表挨拶。
続いて、本日のイベントのクラフトづくりを指導される酒井さん挨拶。


酒井さん挨拶

「川の癒し効果」の被験者の皆さん

「川の癒し効果」を調査する学生スタッフ

クラフトの材料

11:30 酒井さん指導によるクラフトづくりが始まりました。
今日の作品は、松ボックリ、どんぐり(クヌギ)等を材料にしたカタツムリの制作です。うまくできたかな!


工作される参加者

昼食中の参加者

昼食中の参加者

12:30 昼食の時間です。メニューはスタッフ・ボランティア調理の芋煮とおにぎり、そしてデザートに
みたらしだんごです。芋煮が美味しく何杯もおかわりした人もいます。
(河川敷は火気厳禁ですが、当会では河川管理者の国土交通省京浜河川事務所並びに世田谷区
玉川土木公園管理事務所に事前に河川公園使用許可を得ています。)


セイヨウカラシナ茹で上がり

セイヨウカラシナの醤油あえ

本日のメニューにはなかった「セイヨウカラシナ」のおしたしです(茹でて醤油を少々まぶしてできがり)。
ちょっぴり辛くて美味でした。
これは、本日のクラフトづくりを指導して下さる酒井さんのアイデアです。酒井さんは「春の多摩川を楽しむ会」
の野草のてんぷらの指導もされており、酒井さんが「ちょとそこまでセイヨウカラシナを摘んで来るとおっしゃて
ほんの10分位で調達してきたものです。
酒井さん曰く、地震等での避難先は川原が一番、川原はあたり一面野草が多くて、お腹の足しになるとの事。
酒井さん年齢70才を超えますます元気です。終戦直後野草がお腹の足しになったとの経験談なのだそうです。


最終回の癒しテスト

田中事務局長が閉会の挨拶

13:10 特別養護老人ホーム「博水の郷」の田中事務局長の挨拶を最後に閉会いたしました。

 スタッフ・ボランティアは調理器具、シート等の後片付け後散会しました。皆さんお疲れさまでした。
昨年9月にイベント会場近くに「多摩川福祉交流拠点」が完成し、車椅子、調理器具等が保管され移動が楽に
なりましたが、運搬を担当されたスタッフ、また、前日に「芋煮」の材料調達、そして仕込調理を担当されたスタッフ
の皆さんありがとうございました。例年は参加者30名位でしたか、今回は「川の癒し効果テスト」の障害者被験者
11名の付き添い人、そして当日参加者(事前申込外)もあり大勢参加されました。
そんなことで、芋煮の材料は40人分しか用意しなかったため、芋煮は水増しされ具が少なかったようです。
昨年の「秋の多摩川を楽しむ会」が雨天中止となり、本年の「春の多摩川を楽しむ会」も中止で野外イベント
は1年ぶりでした。本年は当イベントが最後となります。来年4月開催予定の「春の多摩川を楽しむ会」で
また、お会いいたしましょう。
(レポート とうきゅう環境浄化財団 藤井知明)