2005年9月19日(月)
練習試合 対 座間コンプレックス戦

昨日の敗戦は悔しい結果ではあったが、随所に収穫のあったゲームであった。その敗戦のショックから早く立ち直るためにもオールディーズには勝利が必要だ。
4連勝のあと、2連敗を喫し、本日敗れると3連敗となり、貯金がなくなる大事なゲーム。
オールディーズ先発は今シーズン初先発の真田(兄)。弟が寒いピッチングで投手失格の烙印を押された仇を取るべく、背水の陣でマウンドへ上がる。その真田(兄)が絶妙のピッチングを披露し、3回までコンプレックス打線に安打を許さぬ完璧なピッチング。結局3イニングを投げて無安打2四球と付け入る隙を全く作らずマウンドを降りる。さすが真田(兄)!ふがいない弟の仇をきっちり取るところはさすがの一言に尽きる。さてその緊張したゲームの先手を取ったのはオールディーズ4回裏の攻撃。この日の主役はもう一人いた!そう、今シーズン、しかも本日からチームに新加入の松尾和貴だ。4回から好投の真田(兄)をリリーフし、やや立ち上がり制球難に苦しみながらもバックの攻守もあり4回を無失点で切り抜けると、彼のバットがいきなり火を噴く!左中間を深々と破るツーベースでいきなりチャンスを演出する。しかも走りが華麗だ、楽々と2塁へ到達し、無死2塁のチャンス。続く4番中野の3塁ゴロの間に松尾が上手い走塁で3塁へ進塁し、1死3塁となる。続く5番明神(毅)が空振りの三振に倒れ、2死3塁。ここで6番足立の打球は1塁前への高いバウンドのゴロ、1塁手が取るもベースカバーが遅れ内野安打となり、松尾が生還してオールディーズが1点を先制。
しかしその後の5回表、コンプレックス打線が目覚める。四球で出したランナーを置いてエンドランなどを絡めた多彩な攻撃と2本のヒットを絡め、3点を取り逆転に成功。その後、コンプレックスの小刻みな継投の前に打線が沈黙していたオールディーズであったが、最終回7回裏、1死から4番中野が死球で出塁すると、5番明神(毅)が四球を選び1死1・2塁にチャンスを広げる。続く足立の打球はボテボテの内野ゴロであったが、これが内野安打となり、1死満塁の絶好の逆転のチャンスを迎える。ここで迎えるバッターは阿部。この後個人的に用事があり、途中から退席する予定をわざわざこの打席にかけるため、退席を遅らせるほど気合の入った場面。しかし阿部の打球はその意気込みとは裏腹にあっさりピッチャーゴロ。ホームゲッツーとなり、ゲームセット。。。この後阿部はこっそりと帰路についたことは言うまでもない。
チャンスにあと1本が出ず、真田(兄)、松尾和貴の好投を援護することが出来なかったオールディーズは残念ながら3連敗となり、これで勝率も5割に戻ってしまった。しかし、今日は守備で収穫もあった。中野のファースト守備、黒河のサード、明神(博)のセンター守備など、まだまだ不安はあるものの使える目処はついた。松尾和貴の入団、その他新戦力の台頭もあり、レギュラー争いが激しくなってきたことでチーム内でも活気に溢れ、底上げになっていることは間違いない。
「現状、野手は鈴木(隆)、真田(弟)、須藤以外はレギュラーは保証しない。」とGMが断言!
このチーム内競争を勝ちあがりそれぞれがレギュラーを掴んだ時、チーム力は格段とアップしているはずだ!これからも頑張れオールディーズ!
                       記事:編集長

*絶妙の投球で相手打線を3回無安打で終えた真田(兄)(写真:左)と新加入、期待に違わぬ活躍で今後を予感させてくれた松尾和貴(写真:右)

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