| マザー・テレサは、第二次世界大戦後の独立間もないインドにおいて活動し、貧しい人々に出会い、彼らのために尽くし、人々に人生の喜びを与えながら生き抜かれた。マザー・テレサは、単に社会奉仕家として働かれたのではなく「聖なる人」すなわち「神とともに生きる人」として生き抜かれた。それはわたしたちが生きた同じ時代でもある。
「あなたたちの中に、まだイエスと本当に出合っていない人がいるのではないかと心配です。一対一で、あなたとイエスだけでということです。わたしたちは聖堂で時を過ごしますが、あなたたちはイエスが愛をこめてあなたたちを見ているのを自分の魂の目でみたことがありますか。あなたたちはほんとうに生きているイエスを知っていますか。あなたたちは、イエスが語りかける愛情のこもった言葉を聞いたことがありますか。」(マザー・テレサ書簡集ドン・ボスコ社刊p71)
マザー・テレサが志を同じくする「神の愛の宣教者会」のメンバーに求めたこの言葉は、マザー・テレサの活動の原点であり、同じく現代に生きるわたしたち信仰者一人ひとりへの呼びかけでもある。あなたは「イエスと本当に出会っていますか、一対一で、あなたを見つめるイエスを自分の心の目で見たことがありますか、愛情こもるイエスの言葉を聞いたことがありますか。」
来る九月五日、マザー・テレサ帰天十周年を迎えるときに、反省を促される。
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