| 2003年10月19日、教皇ヨハネ・パウロ二世はマザー・テレサの列福式において「わたしたちの時代で最も今日性の高い人物の一人、彼女のメッセージを受け入れ、その模範に従いましょう」と呼びかけられました。
続けてそのメッセージとは何かを説いて「彼女の偉大さは、代償を計算することなく与える力、『自らが苦しむまで』与え尽くすことにありました」と述べられます。このようなことは理論的には誰でもわかっていることですが、現実にはなかなか手の出ないところです。
マザー・テレサは次のように述べています。
「ニューデリーの社会福祉省の大臣はヒンズー教徒です。あるとき彼はわたしにこう言いました。『あなたとわたしは同じ社会事業をしています。でも大きな違いもあるのです。わたしたちは〈何か〉のためにこれをしているのに、あなたたちは〈誰か〉に向かってしているのですね』その通りです。これがわたしたちの働く理由なのです。」(マザー・テレサのことば「愛するために」ドン・ボスコ社P31」教皇様は「よきサマリア人のように、彼女はどこへでも出掛けて行き、最も貧しい人のうちにおられるキリストに仕えました」と述べられます。真にキリストと出会った「神の人」だからこそ、前にいるキリストに与え尽すことが出来ることなのです。
マザーテレサの帰天十周年を迎えて、「神の人」のメッセージに従う決意を新たにしたいものです。
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