| ローマに行くことになった前夜、激励会の場で、先輩の司祭から「小坂神父さん、あんたも明日からガイジンさんだね」と言われました。その時はあまり考えもしませんでしたが、その翌日から外国人である寂しさと不安を心の底から感じさせられる日々が続きました。もちろんサレジオ会員としての受け入れと保護がありましたので、安心して乗り切ることが出来たことは感謝しています。
しかし、エジプトに避難を余儀なくされた聖家族は、窮乏とともに、身の危険をひしと感じながらの日々であったことを思うと、21世紀の現代においても現実に、そのような苦しみを日々負いながら文化の異なる地において多くの方々が生きておられることがわかります。
今年の世界難民移住移動者の日にあたり、教皇様は「家族」をテーマとして、とかく離れ離れになりがちな移住者の家族が一つとなるようにと願いながら祈りと支援を捧げるように勧めておられます。
日本のカトリック教会は、このような外国から移住してきている人々を無視して進んでいくことは
不可能です。その意味からも移住者移動者のことを身近なものとして考え、その人格向上にために関心を寄せていかねばなりません。
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