| ヴァチカンの聖ペトロ大聖堂に入って、教皇祭壇の手前右に、聖ペトロが主キリストから委ねられた使命を表わす鍵を持って座っている像があります。その上方にドン・ボスコの像が置かれていますが、ここにはドン・ボスコ以外に二人の若者の像が一緒に置かれています。ドン・ボスコの庭に咲いた聖徳の花で、一人は聖ドミニコ・サヴィオで、もう一人は南米先住民の姿をしたセフェリーノ・ナムンクラです。
1875年11月11日、ドン・ボスコからアルゼンチンに派遣された宣教師たちが、その後、パンパスの先住民と政府軍との和解に力を尽くし、その族長の子であったセフェリーノは、後にサレジオ会の学校で教育を受ける共に、聖徳への優れた輝きも身につけ、司祭への勉強をするためにトリノに派遣されました。
持病の肺結核は、トリノの気候に合わず、ローマ郊外の学校に移され、咳の一つひとつに「神様は賛美されますように」と祈りながら、勉学と療養につとめていましたが、1905年5月11日、19歳の若さで諸徳の輝きを示しながら帰天しました。
ナムンクラは去る11月11日、彼の生地であるアルゼンチンのチンパイで、教会から正式に福者の列に叙せられました。
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