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 日本でこれほどなら、キリスト教国ではどんなものだろうと思われるほど、クリスマス・グッズが美しく飾られて、キリスト降誕の準備にかかっている信者の助けになるのは実にありがたいことです。

 最近はアドヴェント・クランツといって、クリスマスのリースに四本のローソクを毎週一本ずつ増やして灯しながら「光の君、キリスト」を迎える習わしが日本にも入ってきています。

 何年か前、わたしはこのリース作りを手伝ったことがあります。長い蔦の細枝をむしり取り、自分の思う大きさを考えながら速やかにつくらねばなりません。少しでも遅れてしまうと、蔦は堅くなって丸く仕上げることは出来なくなってしまいます。これこそ時間との闘いで、昼食の時間になったので子どもたちを待たせてはいけないと、後回しにした何本かはもう品物にはなりませんでした。

 アドヴェント・クランツを見るとき、このときの体験から、徳に向かっての決意や実践、回心の情、罪からの離脱などタイミングを失してはいけない、今すぐ取り掛からねば二度とチャンスが巡って来ないかも知れない修徳の厳しさに心が向かいます。

 通り過ぎようとしたイエスに向かって叫んだエリコの盲人のように「ダビデの子よ、わたしを憐れんで下さい」と待降節の間に祈りたいものです。