| ヨーロッパの諸聖堂を訪問すると、マリア様や保護の聖人方の御像の前に小さなローソクを灯して祈る習慣があるようです。ところが最近は便利になってオートマチックで電球が灯り、時間が来るとスイッチが切れて、消えるというシステムが導入されているところがあり、戸惑ってしまいます。ローソクのように自分の捧げたものが燃え尽きていくのが、わたしには何となく好ましく思われます。
自分の中で、燃え尽きず、いつまでもくすぶっているものはありませんか。自分をほめることが出来ず、完全な自分と比較しながらかえって気分的にも落ち込んでいっていませんか。反対に「どうせ自分は」という諦めの心で霊的努力を放棄してはいませんか。また、他人に対するねたみ、さげすみ、厳しい判断で何時も周りの人を見てしまうという傾向はありませんか。
わたしたちの心の中にくすぶり、神様に委ねきれないで自分と他人を苦しめているものを、二本目のローソクの光に照らされて、調べてみましょう。マリア像の前で完全に燃えつきてしまう小さなローソクのように、わたしたちの欠点を、(それは多分にわたしたちが好ましく捉え、心の中で愛でているものかもしれません)神様が燃えつくしてくださるよう捧げましょう。
来週は回心の日になっています。この辺を今週考えながら過ごし、神様の許しを願って、降誕祭に幼子を迎えましょう。
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