FONS(フォンス)はカトリック碑文谷教会の広報誌です。教会聖堂にて配布しております。





VOL.87  2007.4.8



87号の主な記事
・GOODBYE              アキレ ロロピアナ神父

有難うございました   ステファノ  関根  達郎

2007年度 教会委員会メンバー
・カステッロ大司教様司式ミサ
・ 教会委員会だより     〜2〜3月〜       


GOODBYE              アキレ ロロピアナ神父

「会うは、別れの始め」とよく言われますが、まさしく、この言葉は私の今の心境を表しています。
2000年の4月30日、主任司祭着任のミサの時に「これから、一緒に、信仰のみちを歩むことになります」と申し上げたその時から、あっという間に7年も経とうとしています。早いものですね。確かに、一緒に長   い道のりを歩きました。多くの信者の皆さんが近くから、またある人は少し離れて(あまり教会に来られない方々)、皆、自分なりに、一緒に、一生懸命歩みました。
 7年の間、楽しいことも、悲しいことも、喜ばしいことも、つらいこともありましたが、その中にあって、多くの方々、特に教会委員の方々の惜しみない協力のおかげで、今まで、司祭として一番充実した7年間を過ごすことが出来ました。感謝の気持ちで心が一杯で、お礼の言葉もありません。ありがとうございました。
 後任として、小坂神父様が任命されて、うれしく思い、安心しています。主任司祭の体験も豊富な立派な司祭ですので、きっと、皆さんも喜んでくださると思います。
 修練期というのは、祈り、識別、霊的指導、勉強、沈黙、修行を通して、修道生活を目指す人がその入会を準備する、特別な養成の1年であります。これから修練長を務めるに当たり、今までみたいに、たくさんの方々のためではなく、僅かな人の人間的、キリスト教的、修道的、その他の色々な側面の成長のために尽くすことになります。行動の範囲が狭くなりますが、人の心に深く入ってゆき、広さに足りない部分は、深さでまかなえるのではないかと思います。
 新しい任務に励んでも、碑文谷教会の皆さんのことを忘れることはないようにしたいと思います。名簿を持参しますので、それに目を通しながら、よく協力してくださった方、個人的に親しかった方、洗礼を授けた方、特に葬儀をした方のことを思い起こし、お祈りしたいと思います。修練院では、祈りの時間が長いので、大丈夫です。
 落ち着きの少ない、至らないところの多い、多少せっかちな主任司祭ではありましたが、それでも、皆さんも私のことを、忘れないでください。
   祈りのうちに



有難うございました   ステファノ  関根  達郎


  今からちょうど七年前の二千年四月に、当教会に赴任されたロロピアナ神父様は、小教区の主任司祭の任命を受けた同年二月から都内の六十以上の小教区を全部回り、各教会の多くの方々からいろいろなお話を聞かれたそうです。そして、その結論として「自分が結婚する碑文谷教会が一番美しい」と言う感想を持たれたと話されていました。その後、度あるごとに「雰囲気の良い平和な教会」と評価されていることは、神父様の良きご指導の賜物と感謝せざるを得ません。
 神父様は着任直後の信徒総会で「この一年間は良く見、良く聞く」ことにより信徒の皆さん一人一人と知り合いたいと述べられました。七年経った今でも、誰にでも気軽に声をかけられ独特のジョークでその場を和ませ、皆さんから親しまれています。
 布教活動にも熱心に取り組まれ、在任中の入信者は実に四百人を数えます。日曜日の講話はいつも満員で、堪能な日本語で判りやすい要理と明るいお人柄が皆を惹きつけています。
 これまでのキャリアーから培われた国際感覚も抜群で、ご自身も海外を飛び回ることが大好きとおっしゃる通り、世界各地を視察訪問されご多忙なスケジュールをこなしておられました。これからは修練院長として、ますますご多忙になられることと存じます。
 ロロピアナ神父様、七年間の長きに亘り私どもをお導きいただき本当に有難うございました。これからはお得意の分野で、碑文谷教会主任司祭のご経験を活かしながらお元気でご活躍されますよう信徒一同お祈り申し上げます。



2007年度 教会委員会メンバー
財務委員会      パウロ 安藤 和郎

 昨年〇六年度は大聖堂の屋根修理という大きな修繕工事があり、二〇〇〇万円という多額の出費が必要となりました。この工事資金を賄うため一〇〇〇万円を目標として募金活動を行いました。幸い皆様のご理解とご協力を得ましたことと、献金に対する関心も高まりましたので、献金全般について前年度より増加をはかることが出来ました。
 この結果、〇六年度の収支決算はまだご報告出来る状況ではございませんが、多額の支出にも拘わらず前年度からの繰越金を減らすことなく、今年度に繰り越すことが出来る見込みとなりました。
 今年度も現在募金を行っておりますカテドラル大聖堂の大改修工事への献金と、サレジオ修道会内の調布教会の聖堂建設に対する資金協力の要請も予想されております。カテドラル大聖堂は我々が所属する東京教区の司教座聖堂でありますし、調布教会は同じサレジオ修道会の兄弟教会であります。何れも支援についてご理解とご協力をお願いする次第であります。

納骨堂管理委員会   パウロ 安藤 和郎

 当教会の納骨堂も開設以来十年目を迎えることとなりました。
 昨年一年間に使用区画を申し込まれた方は一人用が十一名、十九基、家族用が二二名、二四区画に上りました。最近は使用区画の申込をされる方は納骨を迫られて申し込む方が殆どであります。昨年一年間の被納骨者は五一名で、昨年末現在の被納骨者数は、三二四名となりました。
 ご命日近くに個別に追悼ミサを捧げる方、春分の日、秋分の日、お盆、年末年始等に墓参をされる方も増えてまいりました。
 毎年一回、納骨堂の使用を申し込まれている方全員にご案内状を差し上げ、十一月二日午後四時三〇分から死者のためのミサを捧げております。これに参加される方も年々多くなり、昨年は二〇〇名を超える方が参加されております。
 命日祭(祈念の集い)は故人に哀悼の意を表し、故人の冥福を祈るだけでなく、復活への信仰を新たにし、主のうちにあるきずなは死によっても断ち切られないという信仰を表明することにその目的があるといわれております。


典礼小委員会    パウロ 田岡 浩一

 昨年典礼小委員会のメンバーが現在の八名体制になって二年目に入りました。昨年からの取り組みで特に力を入れているのは、典礼の正しい知識を持って、信徒の勤めとして典礼に奉仕することです。その取り組みの一つとして、昨年十月にはカトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)のテレジア聖歌隊で指揮指導をしておられる狩野榮彦(かのうひでひこ)さんを講師にお招きし、「詩編」を一つの切り口とした典礼の勉強会「ミサ典礼の祈りとして捧げられる詩編」を講演して頂きました。ミサ、詩編についての歴史、一九六三年の第二バチカン公会議を境に世界の典礼の姿はどう変わっていったのか、また何故変わる必要があったのかなどを勉強しました。
 教会委員長からは今年の教会の目標として信仰を深めるための指針とし「聖堂のよりよい環境の整備」と「充実した典礼奉仕」が挙げられました。典礼小委員会としては、これを受けて今年も私達が信徒として積極的な典礼への参加できるよう、勉強会を企画して参りたいと考えております。その一つが、聖書朗読などの「みことばへの奉仕」です。みことばが正しく伝えられることで、紙に書かれたものを目で追わなくても、朗読されるみことばを聴くことによって祈ることができるよう、朗読の練習は勿論、発声やマイクの使い方などを勉強していきたいと考えております。
 先日、聖堂でのハウリングが出にくくなるよう、アンプから出る音声にイコライザを入れてハウリングの原因となっている音声周波数帯に調整を入れる対策を施しました。少しでもみことばが伝わるための対策です。こうしたハードウェア面の充実も典礼では大事な要素だと考えています。
 更にもう一つ、ミサ聖祭のなかでの正しい動作とその意味、御聖体への賛美の意味などの勉強会やFONSなどの媒体を通じた信徒の皆さんへの情報提供を行っていきたいと考えております。そしてこうした典礼への積極参加によって、人びとの、そして私達の聖化を願いたいと思います。
 今年も典礼委員会へのご意見お待ちしております。


広報小委員会     アンナマリア 松原久美子

 2月号で教会委員長より本年度のテーマが打ち出されました。広報の活動もその意向に沿って参りたいと思います。年5回のフォンスの発行が活動の中心となっていますが、その巻頭言で、今年のテーマの一つである「家庭といのちの大切さ」について、毎回神父様に触れて頂き、私達の意識に働きかけをお願いしたいと思っています。
 次に、「より信仰を深める為に」というテーマにおいては、記事の中に心の糧となるような詩や神のみことばを紹介するなどの企画を考え、また、信仰が育まれる聖堂内の環境整備のための呼びかけや働きかけなど積極的に行いたいと考えています。
 最後に「教会の若返りと召命」というテーマですが、広報の活動に若者の参加を促し、時代の流れに即した内容の教会報づくりを心がけたいと思っています。青少年が教会に興味をもち、色々な活動に参加しやすい状況を作ることも私達の務めと感じています。
また召出しの助けやきっかけになることを願って、若い神父や神学生達に寄稿を依頼し、聖職者の働きを身近に感じて頂きたいと思っています。
 広報の仕事としては教会報づくりや配布のほかに、受洗者や転入者へのフォロー、名簿管理、年間行事や教会活動に関するお知らせなどがあります。
 現在十一人のスタッフに恵まれ、月一回の委員会では、より良い教会報のあり方や広報活動について活発な意見交換がなされています。
 会の初めには、神様に「慈しみ深いみ手の中で始めるこの集いを祝福し、み旨を行なうことが出来るよう知恵と勇気を授け、導いて下さい」と祈り、終わりには、「私達の働きの実りが神の国に役立つものとなりますように」と全員で声を出して祈っています。
 私達のこの祈りが神様に受け入れられますように・・・


青少年司牧小委員会     ヨゼフ 堀 内  明

 昨年は教会の皆様のご協力をいただきまして、子供達も無事に活動を行うことができました。本年も引き続きよろしくお願いいたします。
 先日もお話をさせていただきましたが、今の子供達の多くが「いじめ」や「自殺」といったとても殺伐とした社会問題に直面しながら日々の生活を送っています。私達大人も心の平安を求めて教会に集まっているのと同じように、子供達にとっても、教会が平安を求める場所、すなわち「心のオアシス」となるようにする必要があるのではないでしょうか。
 教会には、生まれたばかりの新生児から人生経験を積み上げました先輩方まで幅広く集っています。昔の家庭がそうであったように世代を超えた交流からは多くのことが学べます。大人達と青年会が一緒に活動し、青年会が中高生会を手伝い、中高生会が日曜学校を手伝う。それぞれは小さな活動ですが、こうした世代を超えた交流を通し、教会という大きな家庭の中で、自然と先輩方からより幅広い視野をもつ人間関係というものを学んでもらいたいと思っています。
 最後になりましたが、今年は教会の司牧活動にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。子供達が神様について分かち合う機会を増やし、神様を中心とした生活を実践できるような活動を取り組んでいきたいと思っています。
私も含め、まだまだ人生経験の少ない子供達ばかりです、ご迷惑をかけることも多いと思いますが、そのような時はぜひ先輩として温かい助言をお願いいたします。


WEB小委員会   

「アクティブ!碑文谷教会」
 碑文谷教会のホームページの歴史は古く1996年頃に信徒の有志が集まって立ち上げました。WEB委員会では、教会に集う私たちのもう一つの顔である教会ホームページで碑文谷教会の「今」を発信するように努めております。また、このホームページは教会の歴史であると共に教会の「今」を伝える重要な要素にもなっております。これからも教会に集うキリスト者である私たちの宣教布教も含め、多くの方々に活用できるように努めてまいりますのでよろしくお願い致します。碑文谷教会WEB小委員会では、今年も充実した活動を目指して多くの人々に情報を提供していきたいと思います。昨年から典礼のコーナーも新設しておりますのでミサで活用して頂ければ幸いかと思います。私たちの教会のためにWEB小委員会、今後ともよろしくお願い致します。


福祉小委員会   マリア 山口能恵子

 福祉部は昨年四月からコーヒーコーナーの運営を引き継ぎ、一つ活動が増えたと同時に安定した収入を得る事が出来るようになった事はありがたい事です。
 その他に年に二回のミニバザーと一昨年から始めたチャリティーコンサートは(手前味噌ですが)皆様に楽しんで頂けたようで「世界の恵まれない人々へ愛の手を」の呼びかけに約十七万円の寄付を頂きました。また、障害者施設の「上馬福祉工房」のクッキー、「イクトスパン工房」のパンを販売し、ささやかな支援をしています。
 年間約七十万円の収入があり、支援先はサレジオ会関連を中心に、四日市神学院、ボリビア、DBVG、テテレ教会等などです。これらは全て皆様のご協力の上に成り立っています。福祉委員一同本当に感謝いたしております。


ヨゼフ会    ペトロ 平田 次男

 昨年度も教会で色々な行事が行われましたが、準備不足等が発生し、それをカバーしてくださったヨゼフ会の皆様、又、婦人会の皆様には心より感謝致しております。厚くお礼を申し上げます。
●ヨゼフ会の資格は、当教会に所属する信者の方、又は求道者の方で三十歳以上であれば、どなたでも参加出来ます。
●毎月、第三日曜日ミサ後、信徒会館二階で定例ヨゼフ会を行っております。時間がありましたら是非、覗いて見てください。
●活動内容は会員間の親睦を図り、主任司祭のアドバイスを受けながら、日曜日ミサの先唱、聖書朗読の奉仕活動や教会行事に積極的に参加して宣教布教活動に努めることを目的とし、ヨゼフ会の活動を行っております。
●毎年、十二月末に総会を開催し、役員の改選、規約の改正、会計報告等を行っております。月会費五百円(七十歳以上は半額)です。
●本年度は、三ヶ月に一度の割合で定例ヨゼフ会の日に、霊的向上を図る目的で『ミニ黙想会』を計画中です。又、次期教会を担う青年達との交流や、親睦会なども積極的に行っていきたいと思います。
●教会活動はそこに集まる皆様の、御協力によって支えられています。ヨゼフ会への「参加」を是非お待ち致しております。宜しくお願い致します。


婦人会    マリア マグダレナ ソフィア  山田 暢子

 「復活をたたえ、告げ知らせよう。」教会の鐘が鳴り渡り二○○七年も復活祭を迎えました。
 新年度を一月としている婦人会は、すでにこの三ヶ月の間に婦人会新年会、お餅つき、イースターエッグ作りを終了し、これよりバザーに向けての最後の準備に入ります。バザー後は洗礼、初聖体、敬老の日のお祝いの準備、納涼大会のお料理作り、クリスマスミサのお手伝い等があります。年間を通して葬儀のお手伝いや聖堂の掃除もしております。
 一九四九年、少人数でスタートした婦人会は、教会の歴史の中で行事の一端を担って来たのですが、会員も次第に増え、年齢巾のある大きな会となりました。その活動を行うため婦人会独自の電話網とメール網を持っています。婦人会員はこの連絡網により、教会の行事、その他の大切なことがわかります。
 婦人会の例会は第一金曜日十時の初金ミサと、その後の婦人会室での活動からなります。例会では、茶菓と共に行事活動の相談をしたり、手仕事などの他、神父さまの講話を聴いたりして交流を深めます。当面はバザー準備ですので例会日に限らず作業をしています。会員では無い方のご協力も、お待ちしております。
 婦人会の集まりに話の種はつきません。経験豊かな方の子孫育ての方法、介護のアイデア、定年後の暮らし方、料理法などのお話しをうかがい、教会という場に集い、互いに共有できるつながりに、感謝の心を持って帰途につくのです。




カステッロ大司教様司式ミサ

 三月十一日、ローマ教皇庁駐日大使のアルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教様が碑文谷教会の主日ミサを司式されました。前日にイタリアから帰国されたばかりで、時差ボケで大変お疲れにも関わらず、旧知の仲であるロロピアナ神父様が赴任している間に訪問したいと熱望されていらしたとか。恰幅の良いお姿で、ミトラ(帽子)やバルクス(杖)も大変お似合で、こちらもお目に掛かるだけで有り難く感じてしまいました。お説教では、教皇様との一致の大切さを熱く語られ、四旬節の精神的特徴である愛の業を積極的に行うよう勧められました。大司教様の今後の活躍を心よりお祈りしております。
                                      (平田幸彦記)




教会委員会だより     〜2〜3月〜

1 主任司祭 交代の発表
 二〇〇〇年より七年間、主任司祭を担当されたロロピアナ神父様が、四月八日復活の主日で退任され、小坂助任神父様が主任司祭となる人事異動が発表された。ロロピアナ神父様は、調布支部に異動され、修練院長となられる。
2 新旧 主任司祭の歓送迎会
 四月十四日(土)午後六時より、ロロピアナ神父様、小坂神父様の歓送迎会が行われる。会費は、二千円とする。
3 四旬節の行事関係
 @消防避難・通報訓練実施
 三月四日ミサ後、目黒消防 署の指導で、消防訓練を実 施した。使用した誘導用の 旗(黄色)は、聖堂内に設 置しておく。
 Aバチカン教皇庁大使 訪問
 三月一一日、アルベルト・ ボッターリ・デ・カステッ ロ教皇庁大使の司式による ミサと説教がある。
 B洗礼入門式・志願式
 三月一八日ミサで、四月八 日洗礼を受けられる方の入 門式・志願式がある。対象 者は、十九名の予定。
 C共同回心式・黙想会
 三月二五日ミサで共同回心 式がある。また、ミサ後岡 神父様による黙想会が聖堂 で行われる。
 D聖堂大掃除
 四月一日、枝の主日ミサ後 聖堂大掃除を実施する。
4 聖堂音響設備・改善の報告 聖堂の音響設備を専門家に調査した結果、アンプ出口にグラフィックイコライザーを導入し、ハウリングする周波数を抑えて、音声ボリュームを上げることができ、ミサの音声がより聞こえやすくなった。
5 ミサ後のお知らせの件 
 ミサ後のアナウンスは、広報担当当番の女性が、「聖書と典礼」の中のプリントを会衆に分かるように読上げ、そしてその他のお知らせをアナウンスすることに変更した。 
                                 ヨハネ 岸井 啓信













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