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| FONS(フォンス)はカトリック碑文谷教会の広報誌です。教会聖堂にて配布しております。 |
| 89号の主な記事 | |
| ・「あなたの心は元気ですか?」 アルド・チプリアニ 神父 | |
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・死を生きる 小坂 正一郎 神父 |
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| ・青少年、野尻湖の夏二○○七 大川 千寿 | |
| ・カトリック平和旬間 ー祈りのリレーに参加ー | |
| ・ 教会委員会だより 7〜9月 | |
| ・四日市志願生来訪 |
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| ・ 世田谷南宣教協力体だより ヨハネ 岸井 啓悟 | |
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「あなたの心は元気ですか?」 アルド・チプリアニ 神父 |
| 「いのち」について考えて見ようと、この原稿を準備していたときに、ある人から次のようなメールがきました。「仕事を辞めたので探しているのですが、ときどき、自分はほんとうに人間として生きる意味をもっているだろうかと思ってしまいます。…週に何回か行ってコンピューターの前に座り、仕事を検索し、紹介状をもらい履歴書を送ります。それは仕事が決まるまで続きます。…ある時、練成会に参加するので指定された日には行けないと言ったのですが、認められませんでした。けれども、練成会に参加しなかったら私は人間の心を失い、ただ、意味もなく生きている人になってしまいそうだったので、何が何でも行くと人間宣言をしました」と書いてありました。 知らず知らずのうちに、人々は厳しい社会の中で、すべての人間には心と体があることを忘れているような気がしてなりません。教会の中にもまた、イエスのみことばを受け入れるだけのゆとりがなく、辛い現実に立たされている人がいることを私達は知っています。 「すべての人間のいのちは尊く、大切にされる価値があります。健康で役に立つ、幸せないのちだけでなく、軽んじられているもの、苦しみや病のうちにあるもの、生まれていない子どものいのち、年をとって障害のある人のいのちも、価値があるのです。権力を持つ人々のいのちだけが大切なのではなく、貧しい人、見捨てられた人のいのちも大切なのです」とサレジオ会チャーベス総長は宣言しています。 いのちは尊いもの、いのちは聖なるもの、いのちは神のものです。私達には、そのいのちを守る使命と責任があります。住んでいる地域の人々に対して目を向け、自分たちさえよければいいという態度を避け、「かかわり」を持っていきましょう。初代教会(使徒行録二章、四章参照)の信徒たちが持っていた「人間を見る目」で、自分を必要としている人に対して「いのちの文化」を築いていくことは、碑文谷教会に通う信徒として具体的な挑戦ではないでしょうか。 新聞記者がイタリアのある司教様に次のような質問したことがありました。「司教様の教区ではミサに参加する信徒のパーセンテージはどのぐらいでしょうか?」司教様が答えました。「私にとって信徒の何パーセントが日曜日のミサに参加するかというよりも、ミサに参加した信者がどう変わるのかが大切です」と。毎日曜日教会に集まり、神から注がれるせせらぎのような優しい愛に満たされて、私達は心と体を復活させなければなりません。教会に集まる人が元気になり、自分の置かれた場所で、静かな愛の証し人になるなら、意味もなく生きて流されていくという社会が変わっていくのではないでしょうか。 |
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死を生きる 小坂 正一郎 神父 |
| 受洗のときに神父様から選んでいただいた霊名の聖人が聖アロイジオでしたので、早速、売店で今は絶版になっている「聖アロイジオ伝」なる書物を買い求め、聖人のご保護をいただくことになりました。後に知ったところによると、ドン・ボスコは彼の教育において子どもたちに優れた模範、モデルをかざしながら神を愛し、愛される道を具体的に教えました。若者の聖人として名高い聖アロイジオはドン・ボスコから愛され、子どもたちの鑑として親しまれた聖人です。 聖アロイジオは、貴族ゴンザガ家の長男として生まれ、将来は領主としての地位が保証された身分でしたが、若い時から「永遠でないものは価値がない」という信念のもとに、この世の地位、名誉、財産などをすべて放棄してイエズス会に入会し、ローマ学院で神学の勉学中、ペスト患者の看護に励むうちに自分が感染し、二十三歳の若さで帰天しました。 聖アロイジオに目立つ徳は、先に述べた離脱、清貧、愛徳はもちろん、純潔、犠牲、信心など数え上げると、一つひとつがわたしたちの模範となります。ドン・ボスコは折にいってそれを子どもたちに説明しながら、徳への喜びを体得させました。 次のようなエピソードが伝えられています。ローマ学院でのある日、学生たちが運動場で自由に遊んでいた時、担当の先生が来て学生たちに尋ねました。「今、君たちのところに天使が現れて、『間もなく死ぬことになる』と告げたら、君たちはどうするか。」ある者は答えました。「すぐ聴罪神父様のところに行って、告白します。」「聖堂に行ってお祈りをします。」その時、聖アロイジオは答えました。「今は遊び時間だから、遊び続けます。」 胸を張って「遊び続けます」と答えるのは単なる人間関係だけでなく、神との関係、永遠の救いにかかわる信仰生活の根本に関することであって、聖アロイジオが「永遠」を常に念頭において生きていたからこそ、言えた言葉だと信じます。 聖アロイジオを描いた絵には、よく足元に頭蓋骨が置かれています。これは彼の生涯が永遠の生命にいたる「死」を眼前に見据えながら、日々生き抜いたことを表しています。わたしたちは「死」を今の生き方から縁遠いものとか、かかわりないものと考えがちですが、「今を生きていく」という確信が置かれた状況や年齢や生き方に関係なく、「自分の死と永遠の至福」に向き合って、今を生き抜く重大さを心しなければなりません |
| 青少年、野尻湖の夏二○○七 大川 千寿 |
| 今年も7月31日から8月4日まで日曜学校・中高生会合同の野尻湖キャンプが、そして8月12日から15日まで青年会の野尻湖合宿が行われました。 キャンプでは途中で水道の水が出なくなるというハプニングがありましたが、それを除けば大きな事故もなくそれぞれ無事に終えることができました。また、いろいろな気づきを得ることができました。 神に感謝! 私はまず、日曜学校のリーダーとしてキャンプに参加しました。テーマは「いのち」。 期間中子どもたちとともに、長野の豊かな自然のなかでたくさん歩き、泳ぎ、さまざまないのちと触れ合えました。毎日湖のそばで、緑や木々に囲まれて、そしてセミなど多くの生き物とともに生活しました。 3日目の遠足で訪れた戸隠牧場では山羊や馬、ウサギなどの動物に出会い、黒姫ではマス釣りを楽しみました。それぞれ生き物の好き嫌いはあるでしょうが、出会ったいのち一つ一つが神様のつくられた大切なものであり、私たち人間のいのちを生かしてくれているのだということに改めて気づかされました。 「いのち」は神様からの贈り物です。わたしたちはそれなしにはあり得ず、その意味でとても身近なものです。しかし、身近なだけにそれを当然視しがちで、ありがたさを感じることは容易ではありません。また、私たちは生きている限り、まわりにある、そして自分自身のいのちの意味を問い続けねばなりません。このように「いのち」は実に深遠なテーマなだけに、正直、リーダーとして今回いかに子どもたちにテーマの意義を伝えるか、苦労しました。 そうした中で、日曜学校・中高生会という「家族」のリーダーや友だちとの5日間の共同生活を通して、また触れ合った様々な生き物のいのちを通して子どもたちに感じてほしかったこと、それは、神様からいただいた「いのち」の大いなる恵みであり、普段家族や仲間のなかで育まれている「いのち」のぬくもりです。 その目標は、キャンプだけで達成されるものではありません。私たちは、キャンプでの体験を活かして、いのちの尊さとそのぬくもりをより感じ、まわりに少しずつでも伝えていくことによって、一人一人のいのちが光る日曜学校・中高生会にしていきたいと考えています。 一方、12日からの青年会の合宿は連日よい天気に恵まれました。時間に追われたキャンプとはうって変わり、ゆっくり、のんびりと過ごしました。 普段東京で忙しい日々を送っている仲間が集い、湖での水泳やカッターボート、夜の語り合い・桟橋での星空観察、そして祈りなどを通じて互いの親睦を深めることができ、とても楽しい合宿になりました。 最後に、夏の野尻湖での一連の青少年行事をご指導くださった神父様・シスター方、そして物心両面でサポートしてくださった皆様方に心よりお礼を申し上げます。今後とも碑文谷教会の青少年司牧活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。 |
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カトリック平和旬間 ー祈りのリレーに参加ー |
| 今年の「日本カトリック平和旬間」にあたり、当教会も8月12日「祈りのリレー」に参加しました。 「祈りのリレー」とは、8月6日午前8時から15日の午後8時までの間、東京教区内のどこかで誰かが必ず平和への祈りを捧げるというものです。 当日は聖歌「元后あわれみの母」に始まり、「平和のための祈り」を唱え、その後、聖書朗読(「ホセア書二章二十節)、小坂神父様の講話と続き、ロザリオの祈りを唱え、最後に「アシジの聖フランシスコによる平和の祈り」を歌い、参加者一同、平和への誓いを新たにしました。 10月は「ロザリオの月」 |
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教会委員会だより 〜7〜9月〜 |
| 1 合同納涼祭の反省 三教会の合同納涼祭は今年で四回目となるが、当初の目的の交流や布教に適っているのか、参加される方の負担になっていないか等で見直しをする考えの意見が多くあった。 これを基に協力体委員は来年のこの行事について、協力体会議で協議していく。 2 合同堅信式にむけて 10月21日 田園調布教会にて合同堅信式が幸田司教様司式で行われる。当日のミサでの碑文谷教会の役割分担として第二朗読、共同祈願(一つ)奉納者(二名)、侍者(二名) 写真撮影(一名)の指名と準備、受堅者の名簿作成と最終チェック、堅信(個)票の作 成等がある。現在、三教会の受堅者は、九十八名。また、来年の合同堅信式に向けて、受堅者の条件等の整備・再確認をしていくことになった。 3 来年の行事スケジュール 主任司祭より来年は、シドッチ師渡来三〇〇年にあたる。 そこで、当教会としてはこれを記念して5月に講演会を、 そして10月に溝部司教様による「悲しみの聖母」の祝日公式ミサと講演を行うことが確認された。この日時を優先的に決定後、来年の教会バザー及び、碑文谷教会での合同堅信式ミサの行事日程を決めていくこととする。 4 日曜学校生徒のミサ参加 9月23日、10月月21日、11月18日は、朝9時からの日曜学校のミサがお休みなので、この日は、信徒以外の家庭も含めて、家族で10時ミサに参加してもらうことを確認した。 5 教会年度の変更等の件 現在の教会年度は、1〜12月で運用されているが、これを学校・幼稚園に合わせた4〜3月の年度に(来年度から) 変更することになった。これに伴い、次回からの教会委員の任命等は4月となる。 |
| 四日市志願生来訪 |
| 7月8日(日)、三重県にある四日市サレジオ志願院の志願生十数名(大学受験準備中の高校三年生を除く)が、濱崎・田村両神父の引率により当教会を訪れ、共に主日のミサに与かりました。 ミサ後、志願生らにより、雨宮神父作曲「アヴェ・マリア」「平和の祈り」の合唱が披露されました。若々しい歌声が一服の清涼剤となりました。 一般的に召命が減っているなかで、サレジオ志願院にこれだけの志願生がいるということは、大きなお恵みです。 今後も、出来る限り支援をしていきたいと思いますので、皆様のご協力とお祈りをお願い致します。 |
| 世田谷南宣教協力体だより ヨハネ 岸井 啓悟 |
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当教会での夏の風物詩の一つとなった世田谷南宣教協力体の合同納涼祭が、今年も8月最終の土曜日25日に行われ、上野毛、田園調布、碑文谷の三教会に所属する信徒を中心に約五百名が参加しました。 |