![]() スタート地点はウルバンバ川沿いで鉄道の駅もある。 |
〜スタート地点〜クスコからの鉄道で82kmの地点(駅がある)が私たちのトレッキングのスタート地点だ。ゲートがあり、パスポートのチェックがある。ポーターを含め、入山者は1日400人に規制されているそうだ。我々一行の場合、ツァーリーダーを含め日本人23名、現地ガイド4名、ポーターは40名にもなったらしい。ガイド無しでは入山できない決まりだそうだ。環境を守るために10年前からそうなったという。それ以前は勝手にテント持参で歩けたそうだ。その頃の入山者は1日千人くらいだったとか・・・。「富士山も入山制限をするべきだ」という議論になった。 |
![]() 線路沿いのトレイルの看板の下で記念撮影。 |
![]() ここで入山者のチェックがある。 |
![]() ウルバンバ川を渡る橋。赤い荷を背負う人々は ポーターさんたち。 |
![]() ポーターたちも、列は違うが同様に入山手続きをする。 彼らの荷物の担ぎ方は様々だ。こんな風に民族色豊 かな布で風呂敷風に担ぐ人も多い。 |
手続きを終えてウルバンバ川を吊り橋で渡り、トレッキンブ開始。この辺りは2500m位だが、熱帯なのでサボテンが多い。しばらくは点在する集落をつなぐ道で、インカトレイルのトレードマークとも言うべき石の道ではなく土の道だ。石は除かれたらしい。ガイドのイワンが、何やらサボテンに張り付いた灰色の物を指にべとっと擦り取って、赤紫の汁を見せ、コチニールと教えてくれた。虫だと聞いて、ピンと来た。草木染めの店で見た染料のコチニール。美しい紫がかったピンクに染まる、あの虫だ。カイガラムシ科でウチワサボテンに付くらしい。しばらくはウルバンバ川を下に見て平らな道を進む。日干しレンガを作っている人たちがいた。対岸に、小規模ながらインカ時代の遺跡が見えた。
![]() はじめのうちは村人たちの生活路でロバに乗った 人々に行き会うことも。 |
![]() ウチワサボテンの花。 |
![]() retamaと呼ばれるそうです。和名はレダマ。 |
![]() |
![]() 途中、振り返ると氷雪のベロニカ山が見えた。 | ![]() |
![]() |
![]() 野生のバラ |