ポーターさん達とはここでお別れ。 |
トレッキング最後の日なので、先に行ってアグアスカリエンテスで荷を下ろすポーターたちに別れを告げる。彼らの歌とダンスが披露され、我々のメンバーも誘われて一緒に踊った。私たちも「幸せなら手を叩こう」を歌い、動作を一緒にと誘った。「トゥ パナンティスカーマ!」と別れを惜しんだ。ケチュア語の別れの挨拶で、またね!という意味だそうだ。 |
キャンプ地から急坂を下るとすぐにプユパタマルカ遺跡だ。段々畑と神殿がある。またまたワシントン氏のレクチャーだ。ワイナピチュ山―マチュピチュの太陽の石―ここプユパタマルカ遺跡の神殿―遥かなサルカンタイ山が北から南へ一直線に結ばれるそうだ。なぜこんな高地に住んだか?2つの理由があるそうだ。一つは、低地は熱帯のため黄熱病、マラリア、リューシュマニアなどの感染症が多いので、それを逃れた。コカ等の作物は高地の方が品質の良いのが穫れる。太陽の恵みを受けた階段状の畑は良い作物が収穫されたそうだ。成る程ね。
![]() 朝、谷間から霧がわき上がります。多分、晴れる でしょう。右手前のアーチは竹(前ページ参照)。 |
![]() プユパタマルカ遺跡。キャンプ地から急な坂道を 下ってすぐのところにあります。 |
![]() インカ遺跡の水道はどこでもこんな 感じです。 |
![]() 「この遺跡はサルカンタイ山とマチュ ピチュを結ぶ線上にあり・・・」と絵 を描いてガイドは説明します。 |
![]() どき見ました。5〜7cmの目を引く 花でした。 |
だんだん標高が下がるにつれ(この日は1000m下った)、暑くなったが自然も変わる。ランやベコニアが多いし、蝶も舞っていた。インカ道は、日本流に言えば飛脚が通る道で、よく整備されており、普通は数十センチ程度の自然石が並べられた幅2m近い道だが、行く手に大きな一枚岩があったりすると、歩き易いように階段が削ってあるのには驚く。暗い岩屋を、階段でくぐり抜けたりする道もあった。
![]() 一枚岩を削った階段状の道です。 |
![]() 急斜面には石垣を積んでで道幅を 確保しています。 |
![]() 暗い岩屋の中を階段状の道が続いて います。 |
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![]() Oreocallis grandiflora |
![]() ピンクの花をつけたこの木はたくさんありました。 |
![]() 花のアップです。 |
![]() ランチ。この日はポーターたちが先に降りたので 簡単メニューになりましたが、十分美味しかった。 |
![]() コカ茶。左が葉で、右のようにお湯を注いで飲みま す。くせのない飲み物で、たくさん飲めますが、特 に元気になった気もしません。ティーバッグも普及 しています。 |
![]() アンデネスの美しいウィニャイワイナ遺跡。 |
![]() 各段の端は水路になっていて、上の段から下の段へ と、プユパタマルカ遺跡の写真(このページ上)の ような水路が整然と続いています(画面斜め中央)。 |
![]() 神殿の入口を通して見えるのはウ ルバンバ川です。 |
![]() を出していました。 |
![]() トレイル中の名所にある立て札。 →マチュピチュ 6 km。←ウィニャ イワイナ 500 m とあります。 |
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![]() これもランのようです。 |