フクシャ

Fuchsia boliviana, アカバナ科





花を拡大しました。花弁は満開を過ぎると反り返るようです。
ペルー南部、ボリビア、アルゼンチン北部原産。密集した葉を持つ常緑の低木。クスコでは"chimpu chimpu"と呼ばれる。葉は大きく、細かい毛があり、縁はぎざぎざである。花は鮮やかな赤で、まとまって垂れ下がる。個々の花は20cmくらいで、この種は6mにも達することがある。亜熱帯の涼しい日陰または半日陰に生育する。
フクシャは日本では園芸植物としてポピュラーで、種類も多いようです。クスコの街の教会やホテルで見たのは(下の写真)、日本でよく見るフクシャに形が似ていました。
この花の色にちなんだ色にフクシャ(鮮やかな赤紫色)という色と、フクシン(アニリン染料)という色があり、フクシンは後にマゼンダ(三原色の一つ)と名付けられたとか。そのため、フクシャとマゼンダはしばしば同一視されるとか、混乱するような話がウィキペディアにありました。







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