![]() 赤い葯のついたおしべがマッチ棒の様とよく言われ ます。 2007.3.24 裏高尾 |
高さ5−10cmくらい、花期は早春で、5mmくらいの小さい白い花が咲く。白く見えるのは萼片で花弁は無い。赤い葯のあるおしべが8本あり、この花を引き立てている。葯はやがてはじけて黄色い花粉の色となり落ちるので、咲き始めの赤いうちが特に可憐だ。葉は対生し、花茎は直立し毛がある。多年草で、本州(福島県〜京都府)に分布する。近畿以西では毋種のシロバナネコノメソウがある。山地の沢沿いの岩間や林下などの湿潤なところに生える。ネコノメソウの名前の由来は、熟した果実が弾けると猫の目のように見えるから。 |
![]() 上から見るとこんな感じ。 2008.3.23 高尾山 |
![]() 咲き始め。 2008.3.23 高尾山 |
![]() とても小さいので、単独で咲いていると見過ごしてしまいそうです。 2008.3.23 高尾山 ![]() 大きな群落を作っているところもありました。 2008.3.23 高尾山 |