ニリンソウ(二輪草)

Anemone flaccida, キンポウゲ科 アネモネ属



2007.3.24 高尾山(東京都)



2009.4.19 御前山(奥多摩)
北海道、本州、四国、九州に分布。山麓や山地の林下などに生える多年草。高さ15cm位。名は花茎が2本出て、二つの花が付くことから。花の直径は2cmくらい、花弁にみえるのは萼片で5〜7枚。


花茎は2本同時には出ないようで、1輪だけ咲いていることが多いですが、苞葉の付け根では次の蕾が見えたりします(左と下の写真)。
葉は食用にするそうですが、葉がヤマトリカブトの若葉とそっくりで、 専門家でも見分けは難しいそうです。トリカブトは猛毒ですから要注意。ニリンソウを食べようなんて気を起こさないことですね(美しい花を愛でるだけにして)。


萼片の外側はピンクを帯びるのも多いです。特につぼみでは。
2007.3.24 高尾山(東京都)

2009.4.19 御前山(奥多摩)



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